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人工内耳(じんこうないじ)とは、補聴器での「聞こえ」の改善が困難なときに、内耳の働きを補う器具を埋め込むことで聴神経(らせん神経)に直接刺激を与えて音を認識させる方法です。体内に器具を埋め込むことに抵抗がある方も多いですが、すでに聴力が残っていない人にとっては有効な手段です。また、人工内耳手術に関しては健康保険が適用されます。

人工内耳の適応条件って何?

補聴器による効果を得るためには、聴力が少しでも残っていることが前提となります。補聴器による改善が期待できないのであれば「人工内耳」という手段を選択できます。ただし、この人工内耳には適応条件があって、両耳の平均聴力レベルが90dB(デシベル)以上で補聴器による装用効果が得られないこと、蝸牛に電極を接触させる器具を挿入できるスペースがあることなどが適応条件となります。

人工内耳の特徴と仕組みについて

人工内耳とは、内耳にある蝸牛に電極を埋め込むことで、聴覚神経を刺激して音の聞き取りを改善する方法です。この方法により、鼓膜や蝸牛の有毛細胞(音を認識するために不可欠な細胞)の損傷に関係なく音を聞き取ることができるようになります。また人工内耳を付けた場合は、一般的に90~100dB以上の音が35~40dB程度になると言われています。

人工内耳の手術について

人工内耳には、器具を蝸牛に埋め込むための手術が必要です。全身麻酔での手術が行われ、手術時間は通常2時間~3時間程度です。 人工内耳手術には、およそ300万~400万の費用がかかると言われています。また、手術後には1ヶ月~2ヶ月のリハビリが必要になります。

人工内耳に関するおさらい

  • 人工内耳では、鼓膜や蝸牛の有毛細胞に関係なく音を聞き取ることができます。
  • 両耳の平均聴力レベルが90dB(デシベル)以上であることが条件となります。
  • 蝸牛に電極を接触させる器具を挿入できるスペースがあることが必要です。
  • 人工内耳手術には、およそ300万~400万の費用がかかると言われています。
  • 人工内耳手術には、健康保険が適用されます。
  • 手術後には、1ヶ月~2ヶ月のリハビリが必要になります。

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